イジメとイジリの境界線?イジリはイジメと同じですよ?

イジメとイジリの境界線?イジリはイジメと同じですよ?

先日、生徒が自殺する事件がありました。

なんと、教師もイジメ側の生徒と一緒になって生徒をイジメていたという話。

でも、教師自身に「イジメ」の認識はなく、

生徒をいじっていただけだというのです。

なんですか「イジル」って?????

 

「いじる」とは芸人用語で「からかう」という意味です

いまでこそ「イジル」という言葉があります。

昔は、そんな言葉、表現はありませんでした。

昔は「からかう」と言いました。

その「イジル」という言葉、おそらく、お笑い芸人の文化が発祥でしょう。

 

お笑い芸人としては、笑いを取ることが一番の目的です。

テレビの収録で、他のタレントにからかわれて、自分が笑いものにされるというのは、もっとも嬉しいことなのです。

笑いをとれるだけでなく、テレビへの露出も増えるし、それを使いまわして、今後も定番ネタにできるんですよね。

 

思い起こせば、昔のテレビでかは、らかわれてムッとする芸能人もたくさんいました。

それがあからさまにわかるので、見てる方もヒヤッとしたものです。

 

でも、今は大御所の芸能人も、イジられて笑いものにされてもムッとする人はいません。

大御所たちも一緒になって笑うので、テレビを見てる人も笑えるんです。

結果として、みんな幸せになるのです。

 

これ、テレビの世界だけの話ですからね。

 

いじられるのが好きな僕は、周りも同じかと思ってた

実は、ぼくもお笑い芸人のような部分が少しあり、

昔から、いじられると嬉しくなる性格なんです。

イジられると、自分が主役になった気分になるんです。

みんな笑うし、場も盛り上がるし、悪いことないですよね。

 

でも、自分がそうだからって、周りの人はそうではありません。

これを僕は、長い間、まったく気が付きませんでした。

 

ある時、イジラレキャラの同級生を、これでもかというほどイジリ倒していたら、

突如としてブチ切れられたのです。苦笑

ぼくはもうビックリして、その場で、茫然としちゃいました。

 

この同級生も、さんざん自分のことをイジって笑いを取ってた人でしたから、

そんなにキレるとは思ってなかったのです。

 

そもそも「イジル」という行為がNGです

その時はこう思いました。

「ちょっとイジルだけならいいけど、しつこいとダメなんだなあ」と。

 

ぼくだってそうです、あまりにしつこくイジられると、だんだん腹が立ってきます。

どっかで真顔でスルーしないと、延々とイジってくる人いますからね。苦笑

 

自分がそうなのに、相手にしていることには気が付かなかったのです。

 

でも、それもちがうんですよ。

浅はかだったです。

 

 

そもそも、いじること自体がそもそもNGなんです。

そこを学生の頃は、まったく気が付きませんでした。

 

そして、大人になって、さらに分かったことがあります。

冗談がまったく通じない人がいるんです。

ちょっとイジろうものなら、あからさまに表情が変わり、ムッとした感じに豹変する人がいるんです。

 

ここで「いろんな人がいるんだなあ」で済ませてはいけません。

そもそも、「イジル」というのは「からかう」ということですから、相手をバカにする行為です。

上から目線で、ナメてかかる行為、と言ってもいいでしょう。

 

「いや、そこまでじゃないよ」という人もいるでしょうけど、

相手からしたら、自分がバカにされているように感じちゃう人もいるんです。

 

 

なので「いじる」というのは、少なくとも、かなり人間関係ができた上で、さらにTPOを考えた上で使う、そもそも禁じ手なのです。

仲の良い友達や家族でも、TPOによっては険悪になるケースもありますからね。笑

 

 

「いじる」ことは「いじめ」です

なので、まずは大前提として、「いじる」ことは「いじめ」ですと、考えた方が無難だと思うのです。

 

ましてや、教師が生徒をいじるというのは、余程の信頼関係が無いと厳しいと思うんですよね。

教師から冗談でバカにされたことは、実は過去に何度かありましたが、けっこう衝撃を受けた記憶があります。

「え? せ、せ、先生なのに、僕の悪口を言うの?」

って子供は思っちゃうんですよ。ホントに。

 

例の自殺の事件でもそうです。

もしかしたら生徒も、最初でこそ「からかわれること」で自分も楽しめたかもしれませんが、

あまりにしつこくからかわれて、それが苦痛になってしまったかもしれません。

 

とはいえ、今までそれで笑いをとっていたから、

急に「やめろ」って言うのも大人げないような気持ちにもなりますし、

だんだんと何も言えず、からかわれたら、からかわれるままに、

その場は苦笑いでもして、苦難が過ぎ去るのを待っていたのかもしれないのです。

そこへきて、先生からのトドメの「イジリ」だとしたら・・・。

 

他人よりも自分をいじったほうが幸せですよ

以前のブログで過去に実際に存在した酷い教師に対する記事を書きましたが、

教師が何気なく言い放った「生徒をイジる一言」でも、

その内容によって延々と記憶に残ります。

 

暴力教師にどう対応するか?

 

「いじる」ことは「いじめ」と同義だと教師の側が認識していれば、こういうことは起こらなかったでしょう。

 

でもたいがい、こういうことを書くと、

「そんなことを言っていたら世の中がつまらなくなる」

という人も出てくるんですよね。

過去に自分が、やからしちゃった人ほど、そういうことを言います。

どんな事件でもそうです。

ルールを嫌がる人は、どこかで自己弁護が働いてます。

 

でもそれは論理のすり替えで、そう思っている人には、ぜひ、このように伝えてください。

下手な自分の話芸で相手をいじって傷つけるなら、自分の失敗談で自分をいじってください、と。笑