地震の前兆には何があるのか?

犬は地震を予知できるといいますが、本当でしょうか?

我が家のコロリさんは稀に地震が起こる前日に意味なく吠えたり、

同じようにタヌコさんも地震が近づくと変な泣き方をしたりするときもありますが、

偶然かもしれませんし、その因果関係を厳密に特定するのは不可能です。

今日は間もなく発生すると言われている東南海地震、そして富士山噴火の話です。

 

地震予知は可能だと思う

とはいえ、地震予知はある程度可能ではないかというのが個人的な思いです。

東大にロバートゲラーとかいうインチキ臭い外国人研究者がいるんですが、

彼が言うには「地震予知は不可能、予算がもったいないからすぐにやめるべし」だそうです。

いやいや、むしろ、あなたに払う予算がもったいないです。

すぐに研究者を辞めるべし!と思ってたら、

いつのまんか名誉教授になったみたいで、なんの名誉でしょうか?

 

僕が地震予知が可能だと思うのは、地震の前兆は必ずどこかに現れると思うからです。

それを測定しさえすればよいのです。

非常に簡単なことだと思うんですよね。

 

が、東大などの地震研究者としては、前兆と思われる測定内容に、

科学的に厳密な因果関係を求め過ぎるがあまりに、

安易に前兆であると認められないことが多いのがネックなのかなと。

それがために、

「地震予知はできない」

という結論にせざるを得ないのではないかと思ったりします。。。

 

地震の前兆(トリガー)には何があるか?

厳密かどうかはともかく、地震の前兆、

または地震を引き起こすもの(トリガー)には何があるのでしょうか?

いくつか挙げてみました。

 

地中電磁波の異常

まず僕が一番、大きな前兆だと思っているのが地中電磁波の異常です。

地震のメカニズムから説明すると、地震には2種類あると(僕は)考えていて、

その1つは沈み込む地中プレートが、その上にあるプレートを引きずり込み歪がたまり、

その歪が解消する時にバネのようにプレートが跳ね上がり地震が発生するというもの。

(参考までに、もうひとつは地中のマグマの爆発や、水蒸気爆発による地震)

 

そして、その歪がたまって、元に戻る直前というのはエネルギーが最も蓄えられた状態であり、

プレートとプレートが最も強く圧縮されている状態です。

地面(岩盤)に強力な圧力をかけると電磁波が出るのは科学的にも知られており、

この時に出る電磁波を地震の前兆としてとらえる方法です。

 

地中電磁波から派生する現象

では、どのように電磁波をとらえるか?

これはもう研究者の方に任せるしかないのですが(苦笑)、

でも素人でも発見する方法があります。

それが次のような日常生活で発見できる現象です。

 

地震雲

ちょっと確実性は下がるのですが、そのひとつは地震雲と言われる雲を見る方法。

正直、雲の形というのは気象条件などで変わるので見極めは難しいです。

でも、明らかに規則的な雲が出たら要注意です。

ナミナミの雲や、縦横に直線状の雲、丸く濃くぼてっとした雲などが出たら、

ちょっと注意してみるのも一つの方法です。

 

動物の異常行動

あとは、電磁波による人間や動物の反応を見ることです。

とくに野生の動物は人間と異なり電磁波や磁場に敏感ですから、

何かしら異常な反応を示すときがあります。

普段と異なる動物の異常行動を注意して観察するのも一つの方法です。

 

音や光が発生するパターン

同じく電磁波起因だと思うのですが、

地中の岩盤が強力な圧力ですり合うことで、

電磁波とともに光が出ることがあるそうです。(発光現象)

その方向には何もないはずなのに、夜空の一部が急に明るくなったとか、

または、自衛隊や米軍の演習場があるわけでもないのに「ドン!ドン!」と爆発音がするとか。

そんなことがあったら注意かもしれません。

 

地震体感(僕の場合)

あと、このような電磁波を体感として感じる人が世の中には存在します。

僕がデータを集めている限り、100%当たる人はさすがに皆無ですが、

そこそこ当たる人なら結構いると思います。

 

例えば僕の場合は、(地名は書けませんが)近隣でM4以上で揺れる時には、

静かにしている時に右耳から耳鳴が聞こえる時が多いです。

この前は、運転中に右から大きな耳鳴があって、

その日に東北のM6.3(2019-8-4)がありました。

関東全域がユラユラと揺れた大き目の地震でした。

運転中の耳鳴は滅多にないので「これはヤバイ」と直感的に思いました。

 

僕の場合の地震体感は3つあり、もう一つは、お腹のあたりがモワッとする感覚です。

これが起こると近隣M5か、M6以上の大き目が多いです。

 

もう一つは体の各部の関節や神経系の痛みが急に出ることです。

2011年の東北の大震災の時は左腕の関節が急に痛みましたが、

震災後に治ってました。

 

このように、普段と違う体調変化などがあったら、

少し気を付けるというのも1つの方法かと思います。

(まあ、病院に行くのが先決ですけどねー。)

 

その他の前兆現象

他にも地震の前兆現象とされるものはあります。

東大の村井教授の監修のMEGA地震予測というサイトがあります。

ここでは、地殻変動から地震を予測しています。

地面が上下に隆起・沈降したり、東西南北に動いたりする、

その変動レベルでもって地震を予測する方法です。

 

琉球大学の木村教授も地質学の観点から、

地震を予測していらっしゃいます。

 

他にも、空気中のイオンの濃度から異常を検知する方法、

fm電波のノイズ具合から検知する方法、

方位磁石などで磁力の変動を検知する方法、

などなど色んな方法がありますので、

興味があったら調べてみてください。

 

個人的に地震予知をしてますが

ところで僕は個人的に「地震予知ごっこ」をしてるんですが、

7月後半くらいからちょっと要注意の警戒期間に入っています。

とはいえ、もうそろそろ警戒解除かなって思ってるんですけどね。

 

ちなみに先ほど書いた2019年8月4日のM6は、

まさに今回「警戒」している中で起こった地震でした。

 

僕の場合は自分の体感だけでなく、ネット上の他の体感者の人たちや、

客観的な情報も取り入れて総合的に地震予測をしています。

なぜ、いろんな情報を集めているかというと、

どれだけ「当たる」と言われている人でも、100%当たる人はいないからです。

ましてや自分の感覚ほど「あやふや」なものはありません。

だからこそ、たくさんの情報を総合して判断しているのです。

 

一部のオカルト系サイトで、手当たり次第に地震予知情報を発表して、

ほぼ毎日「危険だ!」「注意だ!」と書いておきながら、

毎回のごとく「また的中!」などと自画自賛しているケースもありますが、

そういうレベルでは信ぴょう性はゼロに等しいのは自明です。

 

あくまで冷静な目で情報を集めて、同じくらい冷静な目で結果判定をしないと、

貴重な予測と結果がゴミ情報と化してしまいます。

どうせ「地震予知ごっこ」をするなら、

冷静に精査して今後の予測の材料に活用したほうが世の中のためです。

 

日付入りの予言は外れるジンクス

さて、ここからはオカルト・スピリチュアル要素が濃くなりますです。。。苦笑

過去に予知夢の話を書きました。

 

今年、本当は行きたくないのですが妻が富士山(宝永山)に行こうと言ってまして、

ついに行くことになりそうです。。。

昔は富士山にちょいちょい登っていたんですが、

嫌な夢を見たせいで最近はちょっと怖くて・・・。苦笑

 

まあ、夢が当たるとは限りませんし、こういう類の9割方は外れます。

とくに世の中でまことしやかにささやかれているような予知や預言の類は、

たいがい当たりませんからね。

 

しかも日付入りの予知や預言ってありますよね。

「◎年◎月◎日に大地震が来る!」とか言ってる人、たまに見かけますよね。

こういう日付入りの予言は今まで当たったためしがないと言われています。

(ま、確かにそうですね。)

 

恐らく、「運命」というものがあるとすれば、

それは誰にも予期されてはならず、しかも予期されずして、

それを100%の確率で達成するから運命である、

ということなのかなって思いますね。

 

戦時中の日本と今の日本は似ている

思うに、大地震は必ず来ます。

次に来る可能性が高いのは、関東の大地震と東南海地震ですね。

もうそろそろ来てもおかしくないタイミングです。

 

ところで関東大震災が発生したのは大正12年、西暦でいうと1923年です。

経済的にも当時の日本は長いデフレ不況で低迷していました。

そして10年後の1933年の3月に三陸沖地震が起きて、大津波が発生しました。

 

実は1940年(1933年の三陸沖地震の7年後)に東京オリンピックが予定されていますが、

日中戦争のために早々に中止が決定になります。

その後、日本は太平洋戦争(大東亜戦争)に入り、敗戦が色濃くなってきた時期、

1944年に東南海地震が発生、続けて三河地震、南海地震など大地震が起きるのです。

この地震が日本の敗戦を早めたとも言われてます。

 

実は、当時の状況が、今の日本の置かれた状況にとても似ているのです。

長いデフレ不況に苦しんでいる時期に、東北で大震災が発生しました。

そして、中国・ロシアや朝鮮半島と日本との関係も悪化していますね。

また、津波を伴う大地震の後のオリンピックという意味では、

2020年の東京オリンピックは、まったく同じ状況です。

中止にはなっていませんが、このあと間もなく東南海地震が来たらどうなるでしょう。。。

 

大地震から富士山噴火、そしてミサイル?

これから心配されているのは関東の大地震と、東南海地震です。

関東はやはり地盤の弱い東京の下町が心配です。

火災が起きたら都内の住宅密集地はパニックになるでしょう。

 

沿岸部は東北の震災の時のように石油化学工場など大火災を引き起こしかねません。

液状化も激しいことでしょう。

 

東南海地震は日本全国に被害をもたらします。

山に逃げれば安心だと思うなかれ、長野県などの山間部も大きな被害にあうことでしょう。

太平洋側は津波が襲い、そしてまたしても原発も被害にあうことでしょう。

(停められるものなら)早いうちに停めて代替エネルギーに切り替えておきたいですね。

 

また、1944年の東南海地震が三河地震や南海地震を引き起こしたように、

複数の余震とは言えないレベルの大地震も引き起こすでしょう。

地震だけならまだしも、最悪のケースでは富士山の噴火も誘発するでしょう。

富士山はもう300年以上も静かですから、明日、大噴火を起こしてもおかしくはありません。

箱根周辺だけでなく富士山周辺も火山性微動など起こしてますからね。

 

最悪のシナリオは、この夏に大地震が起こって、国内に大混乱を引き起こし、

案の定、待望の東京オリンピックは中止。

そして、ここまでに急速に悪化していた周辺国との関係もあり、

ここぞとばかりの領海、領空侵犯も発生。

また、実験と称したミサイルが、誤射に見せかけて国内大都市や米軍基地が爆撃され、

そして、テロに見せかけた隣国の刺客による要人の殺害。

さらに最悪なことに冬に富士山が噴火し、首都圏は大混乱に輪をかけた大混乱。

そして日本は再びゼロからやり直し。。。

 

うーん、これは本当に最悪のシナリオですね。。。

こうならないように、個人個人ができることをするしかないですね。

備蓄くらいかな。。。

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